こんにちは!サイト運営者のおちびです。
エステサロンに行った後、体調が悪くなって不安になっていませんか?
整体でマッサージを受けた後、揉み返しなどに悩んでいませんか?
実はそれ、 『好転反応』 が原因なんです!
ここでは、実際に好転反応を体験した私が、なるべく分かりやすい言葉で『好転反応』を説明していきます。
好転反応とは
好転反応(こうてんはんのう)とは、治療の過程で一時的に起こる身体反応のこと。反応の程度はさまざまである。
漢方薬の知識体系で瞑眩(めんけん、めんげん)と言い、病状の改善が現れる前の一時的な悪化であり、経験上3-4日まで持続することが多い。この瞑眩という言葉は18世紀の漢方医である吉益東洞により日本で広く知られるようになった。
引用:Wikipedia
Wikipedia さんの説明はちょっと難しいので、簡単に説明します。
エステサロンでのリンパマッサージや、整体・鍼などで治療を受けた翌日以降に「身体が回復しようとする」ことが原因で体調が悪くなるものを『好転反応』と言います。
施術や治療を受けると、リンパの流れや血流が良くなりますよね。
そうすると、今まで溜まっていた老廃物・毒素が一気に血液に流れ出すため、体調不良と感じられるような反応が一時的に起こるのです。
個人差があるため、好転反応が全く起こらない人もいます。
具体的な症状
好転反応 として現れる症状は、以下のようなものがあります。
- だるさ
- 倦怠感
- 眠気
- あくびが出やすい
- 頭痛
- 発汗
- 発熱
- 皮膚の変化(湿疹、吹き出物など)
- 腹痛
- 下痢
- 筋肉の痛み
- 尿の色の変化 など
老廃物や毒素が身体から完全に出れば、これらの症状は治るとされています。
ですが、老廃物がどれだけ溜まっていたかは人それぞれであるため、調子が戻るまでの日数には個人差があります。目安としては 3 日 〜 4 日です。
病気との見分け方
普通 3 〜 4 日も体調不調が続いたら、風邪や病気を疑ってしまいますよね。
本当の風邪や病気なら病院へ行くなどの対処が必要ですが、自分自身で判断するのは難しいものです。
そのため、『好転反応』と『その他の病気』を見分けるポイント をおさえておきましょう。
- 軽度の症状であるかどうか
好転反応で現れるのは軽度の症状もしくは不快感程度のものがほとんどです。
我慢できる程度の不調であれば、それは好転反応だと考えられますので問題ありません。
例)「下痢が出るけど腹痛はない」など - 不調な症状 + 良くなっている症状がある場合
不調と同時に「良くなっている」と感じる症状があれば、それは好転反応の可能性が高いです。
例)「頭痛はするけど、便通は良くなった」
「熱っぽさは残るが、食欲が出てきた」など
対処法
自分の不調が「好転反応」だと分かったら、少しでも早く症状を和らげたいですよね!
ここでは、好転反応への対処法を 4 つお伝えします。
水分をたくさん摂る
血流やリンパの流れが良くなっている状態で水分を摂取することにより、老廃物を排出し体内の循環を促すことができます!
水分の摂り方にも一工夫。
冷たい飲み物は、せっかく温まった身体や内臓を冷やしてしまうため逆効果。
ぬるめのお水や白湯、ハーブティーを飲むのがおすすめです。
また、リンパの流れは 12 〜 14 時間かけて身体を一周するので、こまめに摂取するとより効果的ですよ!
温かいお風呂に浸かる
入浴は、発汗を促し代謝 UP も期待できます。
夏などは特にシャワーで済ませる方も多いと思いますが、湯船に浸かることでリラックス効果も得ることができ、自然回復を促せます。
横になって休む、寝る
疲労回復にもっとも効果的なのは「睡眠」です。
発熱やだるさで動くのが辛ければ、横になって休みましょう。
軽い運動をする
ストレッチやウォーキングなどの軽い運動をするのも効果的です。
身体を動かすことで 発汗・体内の巡りを良くし、老廃物を出しやすくすることができます。
この時、しっかり水分補給をすることでさらに老廃物の排出が効果的に行えますね!
ただし、無理は禁物です。
だるさや痛みなどがある場合は、無理に運動することは避けましょう。
おわりに
今回は『好転反応』とその対処法についてお伝えしました。
いつもは感じないはずの不調に心配になっていた方も、安心して大丈夫!
身体が悪いものを出して回復しようとしてくれていると思えば、気持ちも楽になりますね♪
好転反応の症状が出て辛い時は、水分をしっかり摂って休養しましょう!