こんにちは! おちびです。
初めて「同棲をしよう!」と決めたあなた。事前にやるべき準備は?手続きは?と 分からないことだらけで不安がいっぱい ですよね。
そんなカップルさんに向けて今回は、【初めての同棲】引っ越しに向けてやることリスト を作成しました!主に住所変更手続きなどの面倒な事務的作業をまとめましたので、これを見ればやるべきことがスッキリすること間違いなし⭐️
優先順位をつけて、滞りなく済ませていきましょう♪
今回は、すでに新居を決めた後の手続きについてお伝えしていきます。
同棲のための物件探しについては、こちらの記事をご覧ください!👇
目次
まず知っておきたいこと
住所変更や住民票を移す手続き等は、基本的に役所に出向いたり、登録先に電話をしたりするものがほとんど です。
また、手続きを済ませなければいけない期間 が決まっているものもあります。
土日休みで平日に役所へ行けない...
電話をかけられない...
という方は、代理人にお願いして代わりに行ってもらったり、昼休憩の時間を使って済ませたりするなど、 計画的に行うことが大切です!
例えば役所なども、地域によっては「毎月第◯土曜日の◯時〜◯時は開庁」など、土日でも限定的に手続きを行ってもらえる場所もありますので 事前リサーチは必須 です。
住民票を移す
世帯主について
そもそもまだ家族ではないパートナーとの同棲をする場合、世帯主はどのようにしたら良いのでしょうか。
世帯主の決め方のパターンは 2 つです。
1. どちらかひとりが世帯主となる
2. ふたりとも世帯主になる
上記 2 パターンには「同棲カップルをひとつの世帯とする」か「同じ住所にふたつの世帯が同居していることにするか」の違いがあります。カップルによってどういった扱いにしたいかを軸に、自由に決めることができます。
それぞれのパターンについてもう少し詳しくみていきましょう。
1. どちらかひとりが世帯主となる
どちらかのひとりが世帯主となるパターンです。
世帯主でない方の人の続柄は、一般的に「同居人」となります。
続柄を「同居人」として同棲した場合、所得税の配偶者控除や扶養控除などの対象にはなりません。
もしも「パートナーの扶養に入りたい」等の理由がある場合は、続柄を「妻(見届)」や「夫(見届)」とすることで 事実婚状態 とみなされ、パートナーの扶養に入ることが可能となります。
状況に応じて、続柄も決める必要がありますね。
ちなみにこのパターンをとる場合、住民票の写しを取得すると同居人の名前が載ることになります。
もしもあなたが「同棲している事実を知られたくない」と思っている場合は、次に説明する「ふたりとも世帯主になる」パターンをとった方が良いでしょう。
2. ふたりとも世帯主になる
同棲カップルのふたりとも、それぞれ世帯主になるパターンです。
この場合は「同じ住所にひとりの世帯がふたつある」という状態になります。そのため住民票の写しを取得した際も自分の名前しか記載されません。
「物件の契約者でない人が世帯主になっても大丈夫なの?」という不安があるかもしれませんが、全く問題はありません。
なぜなら、同じ住所に家族以外の人が一緒に住むことは日常的にあり、同棲のほかルームシェアやハウスシェアなどでも行われる方法だからです。
事実婚って方法をとることもできるんだね!
転出届・転入届の手続き
引っ越しにともない、住民票を移す必要があります。まずはその準備を行っていきましょう。
パターンは 2 つです。
1. 現住所と同じ市区町村内で引っ越す場合
2. 現住所とは別の市区町村に引っ越す場合
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. 現住所と同じ市区町村内で引っ越す場合
この場合はとても手続きが簡単!転居届を提出するだけで OK です。
新しい住所に住み始めてから 14 日以内に 役所へ行って手続きを行います。
手続きの際、持っていくものは
・顔写真付き身分証明書
・印鑑
・転居する全員分のマイナンバーカード
です。
役所へ行ったら、その場で住民異動届(転居届)を記入し、窓口で手続きしてもらいましょう。
転居届は無料です。
※市区町村によって必要書類の決まりが異なりますので、詳しい内容はお住いの市区町村ホームページ等でご確認ください。
現住所とは別の市区町村に引っ越す場合
この場合は
① 転出届の提出と転出証明書の取得
② 転入届の提出
の 2 ステップ が必要です。
まず第 1 ステップは「現在住んでいる市区町村に転出届を出すこと」。引っ越し先の市区町村で転入届を提出する際に『転出証明書』という書類が必須となるのですが、これを取得するには始めに転出届を提出する必要があるのです。
転出届は、現在お住いの近くの役所にて、 転出する 14 日前から申請することが可能 です。
手続きの際、持っていくものは
・本人確認書類
・国民健康保険証
・印鑑
です。
役所へ行ったら、その場で転出届を記入し、窓口で手続きしてもらいましょう。
※市区町村によって必要書類の決まりが異なりますので、詳しい内容はお住いの市区町村ホームページ等でご確認ください。
無事に転出届が提出できたら、その証明として『転出証明書』が渡されます。この『転出証明書』が手元に用意できたら、次のステップに進めます。
第 2 ステップは、「引っ越し先の市区町村に転入届を出すこと」。
引っ越してから 14 日以内に届け出る必要 がありますので、忘れずに手続きしましょう!
手続きの際、持っていくものは
・転出証明書
・本人確認書類
・転入する全員分のマイナンバー通知カード、またはマイナンバーカード
・印鑑
です。
※こちらも市区町村によって必要書類の決まりが異なりますので、詳しい内容はお住いの市区町村ホームページ等でご確認ください。
なお、転入届を提出する際にマイナンバーカードを持参することが必須となっていますが、これは 同時にマイナンバーカードの住所変更も行ってくれる ためです。
このおかげで、マイナンバーカードの住所変更のためだけに役所へ行く必要はなくなります!
14 日以内に転入届の提出を行わなかった場合、住民基本台帳法違反となって最大 5 万円の過料が科される可能性があります。
住民票移動の手続きはなるべく早めに行いましょう。
国民健康保険証の住所変更
個人事業主やフリーランスで働いている方の場合、国民健康保険の住所変更が必要です。
こちらの手続き方法は、住民票の移動と似ています。パターンは 2 つです。
1. 現住所と同じ市区町村内で引っ越す場合
2. 現住所とは別の市区町村に引っ越す場合
1. 現住所と同じ市区町村内で引っ越す場合
引っ越し先の役所にて国民健康保険の住所変更を行うだけで OK です。
転居届の手続きのタイミングで、合わせて手続きをするとスムーズ ですね。
手続きの際に、持っていくものは
・国民健康保険証
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・印鑑
です。
転居後 14 日以内 に手続きを済ませましょう!
2. 現住所とは別の市区町村に引っ越す場合
引っ越しをする前に国保の「資格喪失手続き」をした後、引っ越し先で「加入手続き」を行い住所変更をするという 2 ステップ の流れになります。現在持っている保険証を返却して、新しい市区町村で新たに国民保険に入るイメージ ですね。
まずは第 1 ステップ。旧住所にて「資格喪失手続き」を行います。転出届を提出するタイミングに合わせて手続きするとスムーズ ですよ。
手続きの際に、持っていくものは
・国民健康保険証
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・印鑑
です。
これで国保の資格喪失手続きが完了。
そうしたら、第 2 ステップ 「新住所の自治体にて加入手続き」を行います。これも 転入届を提出するタイミングに合わせて手続きするとスムーズ です!
手続きの際に、持っていくものは
・国民健康保険証
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・印鑑
です。
転入後 14 日以内 に手続きを済ませましょう!
国民年金の住所変更
個人事業主やフリーランスで働いている方、学生さん、無職の方など「第 1 号被保険者」に該当する方は、国民健康保険に加えて国民年金の住所変更も必要です。
国民年金の住所変更手続きについては、旧住所と新住所の市区町村に関わらず 、引っ越し先の役所にて国民年金の住所変更を行うだけで OK です。
転居届の手続きのタイミングで、合わせて手続きをするとスムーズ ですね。
手続きの際に、持っていくものは
・国民年金手帳
・印鑑
です。
転居後 14 日以内 に手続きを済ませましょう!
光熱費関連の移転手続き
ガス・電気・水道などのライフラインに関わる移転手続きを行います。
引っ越しの 1 〜 2 週間前 には手続きを行いましょう。
基本的には、現在契約している会社に 電話かネットで申し込み をします。その際、「現住所」「契約者の氏名」「契約種別」「引越し予定日時」「引越し先の住所」「お客様番号」などが必要になる場合もあるので、契約会社のホームページや契約時の書類で確認してみましょう。
電気と水道は新居での立会いが不要ですが、ガスは立会いが必要となるケースがあります。申し込みの際にそのあたりのスケジュールもしっかり確認しておくと安心ですね!
郵便物の転送手続き
意外と忘れがちな、郵便物の転送手続き。
引っ越してから 旧住所に自分宛ての郵便物が届いてしまったら困りますよね。
日本郵便の転居・転送サービス を利用すれば、転居後 1 年間、旧住所宛ての郵便物を無料で新住所へ転送してくれます!
手続きは、ネットのみで超簡単!
ご自身の PC やスマホから e転居 サービスを申し込むだけで完了 です。
申し込みは引っ越し前・引っ越し後のどちらでも OK 。
申し込みの際に転送開始日などを指定することができますので、忘れないうちに済ませておくことをオススメします♪
e転居 サービス申し込み は こちら
運転免許証の住所変更
運転免許をお持ちの場合、こちらも住所変更が必要です。
手続きをするには、引っ越した先の運転免許試験場、運転免許更新センター、警察署のいずれかへ行って申請を行います。
こちらは 引っ越し後 1 〜 2 週間後まで に行いましょう。
持っていくものは
・運転免許証
・新しい住所が確認できる書類(新住所が記載された住民票の写し、健康保険証、公共料金の支払い領収書など)
です。
手数料は無料となっています。
パスポートの住所変更
今まで数々の住所変更についてお伝えしてきましたが、ではパスポートはどのように住所変更したら良いのでしょうか。
実は、引っ越しで住所が変わった際に パスポートの変更手続きを行う必要はありません!
なぜなら、住所はパスポートの必須記載項目ではないからです。
氏名や本籍が変わる場合 には手続きが必要となりますが、同棲にともなう引っ越しであれば特段変更の必要がないんですね♪
ただし、パスポートの「所持人記入欄」ページには、手書きで旧住所が記入済みのはず です。ですのでボールペンで 2 重線を引き、空いているスペースに新住所を記入しておきましょう!
その他の各種サービスへの住所変更
あとは各種サービスの登録住所変更を行えば、手続きは完了です!
- 勤務先
- クレジットカード会社
- 金融機関
- 保険会社
- 通販サイト、新聞、食材配達等のサービス登録先 など
現在では、登録している個人情報をインターネットから変更可能であるサービスがほとんどです。
スキマ時間を上手に使って、忘れないうちに住所変更を済ませましょう!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は、同棲で引っ越しをする際の必要な手続き についてまとめてお伝えしました!
短い引っ越し準備の中でバタバタすると、つい必要手続きを忘れてしまったり後回しにしてしまいがちですが、こうしてリストをもとに計画的に進めていけば大丈夫です⭐️
パートナーと協力しあって、ぜひワクワクな同棲生活の準備にとりかかってくださいね💗
それでは、素敵な同棲 Life を...!🍀