こんにちは。 おちびです。
1 番はじめにお伝えしたいことを言います。
仕事を休むことは、悪いことではありません。
以下の項目のうち一つでも当てはまったら、ぜひこのページを読んでいただければと思います。
●仕事をしたくない
●精神的なストレスが溜まっていると感じる
●今の状況から逃げたい
●何をするにも億劫
●不安で気分が落ち込む
●ぼーっとすることが多い
●すぐ泣いてしまう
●イライラしやすい
●眠れない
●今まで好きだったことに興味が湧かなくなった
目次
辛い時は休んで良いんだよ
上記の項目に一つでも当てはまった方は、おそらく今『無理をして仕事を続けている』と思います。
「辛いな」
「休みたいな」
そう思いながらも
「休んだら周りに迷惑をかけるし」
「逃げるのはダメだ」
という責任感から、なんとか仕事に手をつける毎日なのではありませんか。
でも、聞いてください。
その状態で仕事を続けていると、いつか自分が壊れます。
精神的・身体的不調が現れて、今までの生活ができない自分になってしまう可能性があるんです。
だから、今「辛い」と感じているのなら早く環境を変えてみましょう。自分自身のため です。
周りに相談してもあなたの求めていた答えが得られなかったのであれば、私がここでお伝えします。
辛い時は、休んで良いんだよ。
休職するという選択
冒頭で挙げた項目の多くは、うつの前兆として見られるストレス反応の一部 です。
ストレスによって自分が「いつもと違う」と気づくためのポイントは、以下の記事でも詳しく説明しています。
自分がストレスで弱っていることに気付けず無理に仕事を続け、慢性的な精神疾患や身体疾患を患ってしまう方もいます。
そんな中で「以前の自分と違う」ことに気付けたあなたは、ラッキーです。なぜなら、そのリスクを回避できるから。
ストレスは、早期発見がとても大切なのです。少しでも早く「いつもの自分と違う」ことに気づき対処をすることで、影響を最小限に抑えることができます。
辛くて悩んでいるのなら「仕事を休む」「休職する」という選択肢を取りましょう。
「退職」ではなく「休職」を選ぶ意味
仕事が辛くて追い込まれている気分になると「もう退職してしまおうか」などと考えてしまいがちです。
ですが、落ち着いて考えてみましょう。
退職するということは、その後おそらく転職活動をして別の会社に入るというアクションが必要になります。
心身が弱った状態で退職し、そのまま転職活動を行うには 相当のエネルギーが必要 ですよね。
もし無事に新しい職場が見つかったとしても、そこでの人間関係や仕事を覚えることはゼロからのスタートです。
「退職」が頭によぎっても、もう一度考え直してみて欲しいのです。
「休職する」という選択肢があることを。
ストレスの要因から離れることで改善できる
仕事でストレスを強く受けていた場合、根本原因である「仕事」から離れることで、ストレスは少しずつ解消していきます。
はじめは、休むことに対して「罪悪感」や「逃げてしまった」というマイナスな感情が頭から離れないかもしれません。でも、休職の期間を過ごすうちに、だんだんとその気持ちも薄れていきます。
一度うつなどの精神疾患を患うと、完治するまでに時間を要することも多いです。また、すぐ回復したからといって短期で復職し、再発することも珍しくありません。
そうならないために、一番大切なのは「しっかりと休養をとること」
休職は、自分自身を見つめ直すきっかけも与えてくれます。
そもそも休職とは?
休職とは、会社に在籍したまま一旦仕事を休むことです。
休職する際には「医師の診断書」の提出を必須としている会社が多いです。そのため、休職するにあたって病院を受診することになります。一般的には「精神科」「心療内科」「メンタルクリニック」という名前がついた医療機関で診てもらいます。
休職できる期間や、その期間にお給料が発生するかどうかは会社によって変わります。自分の会社ではどういうルールなのかを知るためにも、就業規則をじっくり読んでみてください。
多くの会社では、休職期間中は無給となることが多いようですが、収入が全くゼロになるわけではありません。加入している健康保険から『傷病手当金』という制度で金銭の給付を受けることができます。
傷病手当金の支給額については以下の通りです。
1日につき、直近12か月の標準報酬月額を平均した額の30分の1に相当する額の3分の2に相当する金額 (休業した日単位で支給)。
引用:厚生労働省 傷病手当金について
休職をするメリット
休職を選ぶことの一番のメリットは、しっかり休養する時間を確保できる という点です。
生きていく上で「お金」や「時間」はもちろん必要ですが、「健康な身体」がなければ豊かな人生は送れません。「健康な身体」には「心の健康」も含まれます。
休職して仕事から離れると、少しずつ健康で元気だった頃の自分を取り戻すことができます。そして、「不調になる前の自分」と「現在の自分」を冷静に見つめ直すことができるようになっていきます。
辛い環境下で仕事を続けていると、マイナスな考えにばかり気が向いてしまい冷静な判断ができないものです。それが、仕事から離れるだけで客観的にものを捉えられるようになり、考え方を改められるのです。
休職中の過ごし方
休職中は、お医者さんの指示に従って過ごすことが大切であり大前提ですが、以下に私のおすすめの過ごし方を挙げてみます。
- 夜に寝て朝起きる「規則正しい生活」を送る
- しっかりと睡眠をとるよう心がける
- 健康的に 1 日 3 食の食事をとる
- 散歩やジョギングなどの適度な運動を心がける
- 読書や映画鑑賞など、現実から離れて夢中になれる世界に浸ってみる
- 今までやりたいと思っていて出来なかったことに挑戦してみる
どうしても仕事のことが頭から離れない方には、読書や映画鑑賞がおすすめです。集中して物語の世界観に浸ってみると、頭の考えをうまく切り替えられますよ。ゲームがお好きであればゲームも良いですね。
そして、もし元気が戻ってきて「活動したい」という欲が湧いてきたら、今まで興味はあったけれど手を付けられなかった趣味などに挑戦してみるのも、良い刺激になります。
「新しいことを始める」という行為自体にエネルギーを使ってしまう方は、無理にアクションを起こす必要はありません。休養が第一。その次に、楽しめることからはじめてみると良いですよ。
おわりに
今回は、無理をせず休むことの大切さ をお伝えしました。
一度きりの人生、自分の人生です。
自分を苦しめている仕事や環境に執着する必要が本当にあるのか?
休むことは悪いことなのか?
今一度考え、自分自身の為になる選択をしていただきたいと願います。
最終的に自分を守ってあげられるのは自分だけですからね。
辛い時は、休んで良いんだよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。