こんにちは。サイト運営者のちびくまです。
私達は数ヶ月前に福岡に移住してきたのですが、移住後から頻繁に利用しているサービスがあります。それはチャリチャリというレンタル自転車サービスです。
レンタル自転車といっても、お店で手続きするのに時間を要するものではありません。事前にダウンロードした専用アプリをかざすだけで、街中に設置されている駐輪場(通称:ポート)から自由に自転車をレンタルでき、乗った分だけ分単位で料金を支払う、というサービスです。
「こんなにも便利なサービスが誕生したんだ」と感銘を受け皆さんにも是非使ってみてほしいとの思ったので、今回は普段から利用するユーザー目線で記事をまとめていきます!
✔️ メリット
✔️ デメリット
✔️ 利用方法
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目次
チャリチャリとは
チャリチャリは、街なかの赤い自転車「チャリチャリ」に、いつでもパッと乗って、気軽に移動できるシェアサイクルサービスです。
乗りたい時にパッと乗れるのが非常に便利で、例えば公共交通機関では行きにくい場所へ出かける時、公共交通機関が動いていない朝方や夜中に移動しなければならない時など、都合の良いタイミングで好きな時間だけ乗れるのがポイントです。
ただし、まだ全国各地には普及しておらず、現在(2023 年 2 月)利用可能なエリアは
- 福岡市
- 名古屋市
- 熊本市
- 東京 23 区内の一部
のみとなっています。
結論:超便利!!!
対応エリアが限定的とはいえ、そのエリア内に住む利用ユーザーの私達が持つチャリチャリの印象は...むちゃくちゃ便利!使えるサービス!です。
普段の通学・通勤でマイ自転車を使っている人にとっては利便性を感じないと思いますが、"自転車を買うほどでは無いけど必要な時だけ利用したいユーザー" にとっては、非常に便利でコスパ良しなサービスだと感じています。
それでは、実際に利用してみて感じるチャリチャリのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう!
チャリチャリのメリット・デメリット
メリット1:豊富なポートで利便性が高い
パッと乗れるシェアサイクルサービスとはいえ、乗りたい時に近くに自転車がないと不便ですよね。でも、チャリチャリはそんなことを気にしなくて良いぐらい自転車本体・自転車を置いてある駐輪場(通称:ポート)が数多くあります。
例えば福岡市内では 530 か所以上のポートを展開しているため (2022 年 8 月現在)、中心地であれば徒歩 3〜5 分で容易に自転車を見つけることができるんです。
なので「乗りたい時にパッと乗れる」を実現した豊富な自転車数とポート数があり、高い利便性が魅力だと言えるでしょう。
メリット2:コスパが良い
そして、なんといってもその料金の安さには驚かされます!
普通の自転車と電動自転車で料金が変わってくるのですが、
- 普通自転車:6 円/分
- 電動自転車:15 円/分
と、非常に手を出しやすい設定になっています。仮に 20 分利用した場合、
- 普通自転車:120 円
- 電動自転車:300 円
になります。一駅ぐらいの移動距離なら公共交通機関を利用するよりも安くて節約になりますし、ちょっとした運動にもなりますね!
今自転車を購入するとなると、安くても普通自転車で 2〜3 万円、電動自転車で 7〜10 万円はかかってくるので、自転車を常時使用しない人からすれば購入は躊躇しますよね。そんな方にこそ、チャリチャリでちょい乗りを試してみてほしいです。
仮にチャリチャリと自転車を購入した場合を比べると、
- 普通自転車を購入:2〜3 万円
- チャリチャリで普通自転車を 3 日に 1 回 20 分利用:1,200 円/月
となり、普通自転車を購入する場合、2 年以上乗り続けてはじめてチャリチャリよりコスパが良い、ということになります。
電動自転車の場合だと、
- 電動自転車を購入:7〜10 万円
- チャリチャリで電動自転車を 3 日に 1 回 20 分利用:3,000 円/月
となり、こちらも購入した場合は最低でも 2 年以上乗り続けてはじめてチャリチャリよりコスパが良い、ということになります。
メリット3:お得な特典がある
コスパの良さはメリット 2 で挙げましたが、他にもお得が増すポイントがあります!
例えば、エポスのクレジットカード会員になると最大 90 円分の割引クーポンを月 1 回受け取ることができます。毎月クーポンを利用すれば 1 年で 1,080 円もお得になるので、かなりありがたいですね。
そのほか、初回限定の割引クーポンを適用すれば、初めてのチャリチャリをお得に利用することが可能です。
チャリチャリを初めて利用される方は、こちらのクーポン利用をお忘れなく!
クーポンコード v7xfrq
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デメリット1:近くのポートまでは歩いて移動しないといけない
当たり前ですが、近くのポートまで歩かないと自転車には乗れません。なので、どんなに近くにポートがあってもいくらかは歩かないといけません。また、近くにポートがない場合(中心地から離れたエリア)だと 10 分近く歩かなければならないケースもあります。
自宅・学校・勤務地の近くにポートがない人には、あまり利便性を感じられないかもしれないですね。
デメリット2:電波状況により停車情報が反映されない時がある
チャリチャリの利用時は、常に専用アプリを起動させておく必要があります。
アプリを起動している状態でライドを終え自転車の鍵を閉めると、自動で停車したポートが判定され料金が計算される仕組みなのですが、稀に停車位置を正しく測定できず「一時駐輪」の扱いとなってしまうケースがあるんです。
「一時駐輪」機能とは、ポートからポートまでのライド中、一時的に鍵をかけてポート外で寄り道ができる機能で、駐輪中も通常どおり料金が加算されます。
せっかくポートに停めたのに、電波状況が悪かったり位置情報が正しく機能しないために料金が発生するのは避けたいですよね。
勿論、意図せず料金が発生している場合は事務局へ問い合わせをすれば修正してもらえますが、手間がかかることは否めません。ライド後は、きちんとアプリ上で終了確認をするようにしましょう。
ライドの終了を申告する
引用:チャリチャリ公式サイト
ポートに停めた場合でも位置情報のズレによりポート外と判定され、一時駐輪中の状態になることがあります。ポートへ返却したにも関わらずライドが終了しなかった場合は、下記の手順にてライドの終了をお願いします。
1. 一時駐輪中画面の「問題があった」をタップ
2. 「ポートに停めた」をタップ
3. 「自転車を停めたポート」をマップ上で選択
デメリット3:たまにハズレ自転車がある
他の人と共有するシェアサイクルだからこそ、稀に軽微な整備不良と思われる自転車に当たることがあります。空気が抜けてしまっている自転車、がたがたと振動する自転車、走るとサドルが動いてしまう自転車・・・などです。
勿論、ライド前にしっかり確認できればいいのですが、鍵を開けて走ってみないことには確認できない問題もあるものです。その結果、稀にハズレの自転車を引くといったこともあり得るので、注意が必要です。
その他:カスタマーサポートのレスが早い
先ほど、自転車を停めたにも関わらず電波状況によっては停車扱いにならないことがある、とお伝えしました。その場合カスタマーサポートに連絡する必要があるのですが、このカスタマーサポートのレスポンスは早いです。
これは著者の体験談ですが、平日その日のうちに登録したメールアドレスまで連絡があり、自転車を停めたにも関わらず課金されたことを報告したところ、ライドの状況を調査して余分に発生していた料金を迅速に請求除外にしてくれました。
カスタマーサポートの対応が早い点も、チャリチャリを安心して利用できるポイントですね!
チャリチャリの利用方法
- 専用アプリをダウンロード
事前に専用アプリをダウンロードし、支払い方法の設定など会員登録を行います。
- みつける
街なかのチャリチャリ専用自転車を見つけます。専用アプリにある地図を見ると、現在地から近くにあり今すぐ乗れる自転車が表示されます。
- 鍵をあける
自転車についている鍵の QR コードを専用アプリで読み取ります。QR コードはサドルと後輪の間にあります。
- ライドする
目的地に近い街なかにあるチャリチャリ専用の駐輪場(通称:ポート)まで移動します。
- 鍵を閉める
後輪に付いている鍵のつまみを押して、鍵をしめます。ライドが終了したことを専用アプリで確認します。
まとめ
・豊富なポートで利便性が高い
・コスパが良い
・お得な特典がある
■チャリチャリのデメリット
・近くのポートまでは歩く必要がある
・電波状況によりライドが終了しない場合がある
・ハズレ自転車に当たることがある
いかがだったでしょうか。
個人的にはすごく便利だと思っているチャリチャリ。まだまだ全国展開されてないのが残念なところですが、チャリチャリが導入されているエリアの方は存分にサービスを満喫されてみてはいかがでしょうか。